活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2023年6月5日 月曜日
5/29(月)に行われた、電機連合近畿ブロック「2022年度議員団会議」に参加しました。
〇独立行政法人国立印刷局彦根工場
国立印刷局は、日本銀行券、法令等の政府情報の公的な伝達手段である官報など、国民生活に密着した公共性の高い製品を製造する役割を担っておられ、また旅券(パスポート)、郵便切手、証券等の製造も担っています。
国立印刷局の組織は、本局(東京都)、研究所(神奈川県)と6工場(東京・王子・小田原・静岡・彦根・岡山)から構成されており、そのうち、今回行かせていただいた彦根工場は、昭和19年に前彦根市役所の敷地で操業を開始し、昭和41年に現在地に移転され、日本銀行券を製造する西日本唯一の工場です。
3年半前にも、PGU組織内議員団合同ブロック研修でここに来ていますが、今回は来年上半期からの流通が予定されている、新日本銀行券の印刷工程を見学させていただきました。
工程は、印刷工程→ホログラム貼付工程→記番号印刷工程→断裁工程→検査・仕上げ工程→封包工程となっており、国民経済と社会の安定へ向けた事業活動内容と、高い技術力・製造管理体制に再度感銘を受けました。
〇滋賀県彦根市役所~彦根オープンセット
国立印刷局彦根工場の後は、彦根市役所に移動し、映画などのロケ地として彦根市に誘致し、観光振興・交流人口を増加させて地元産業への経済効果の波及や、地域の知名度・イメージアップを図るために、2013年度に設立された彦根市フィルムコミッション室(2023年度にはエンタテインメント課が設立され現在はこの課内組織)の取り組みについて、学ばせていただきました。
これまでの取り組みにより、観光誘客は約15万2千人、観光消費額は11億2千万円、経済波及効果は20億7千万円と試算されていました。
市役所内での座学の後は、2019年度に民間により設営された彦根オープンセットを見学させていただきました。
観光戦略としての彦根市の取り組みは、長岡京市での取り組みに参考となるものでした。
今回の議員団会議で学んだこと、また、それぞれの地域課題についての意見交換で学んだことを、今後の活動に活かしてまいります。