活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2022年5月15日 日曜日
5/12(木)と13(金)の2日間、研修視察として、私が幹事を務める会派「輝」のメンバーと、山口県周南市・大分県別府市へ行ってきました。
■5/12(木) 山口県周南市
~周南市立徳山駅前図書館について
周南市では、周南市徳山駅前賑わい交流施設の核となる施設として、周南市立徳山駅前図書館を平成30年2月3日に設置され、その指定管理者としてカルチャア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社が指定され、CCC(株)が図書館の管理運営を行い、9:30から22:00まで年中無休で営業され、蔦屋書店も併設されています。
特徴的な取り組みとしては、企画段階からCCC(株)が関わられていたことで、開館以降も様々な賑わいづくりのイベントを開催されており、現在は年間で200万人ほどの来場者があり、今年の4月8日には来館者700万人を達成されました。
長岡京市議会では、「公民連携について」を総務産業常任委員会の所管事務調査として、調査研究を進めていますが、行政が行っているすべての事業について、民間との連携をより強力に推進していくためのひとつのモデルケースとして、とても参考となった視察でした。
■5/13(金) 大分県別府市
~おくやみコーナーについて
別府市では、長野恭紘市長が初当選された平成27年の選挙公約のひとつとしてあげられた”たらいまわしゼロ作戦”の具体策として、総合窓口(市の窓口業務のワンストップ)の検討が行われ、現状では実現するためのハードルが高いために、「死亡」に特化したワンストップ窓口の開設について、若手職員11名を中心として結成されたプロジェクトチームのひとつから平成27年7月に提言があったことから始まりました。
その後、仕組みから開設までの実務を財産活用課財産係(兼務市民サービス改善担当が新設)が担当し、平成28年4月から実務を開始され、平成28年6月16日におくやみコーナーを、市役所グランドフロアーに総合案内所を兼ねて開設されており、開設までとてもスピーディな対応をされています。
システムについてもエクセルを主体として、職員さんが手作りで作られ、他自治体から要望があればシステムの提供もされていました。
おくやみコーナーでは専用用紙に記入することで、コーナー職員の入力作業により、必要な各窓口での書類の記載が省略でき、関係課を回る際に、遺族情報もタイムリーに既に関係課に伝達されていることで、手続き時間の短縮につながっていました(要望される方には、各関係課がおくやみコーナーに順に来て手続きも可だが、自分で各課を回る方がほとんどとのことでした)。
死亡者数に対するおくやみコーナー利用者数の割合は、開設以来90%を毎年超えておられ、市民の皆さんからも認知されている状況でした。
長岡京市においては、いよいよ令和5年1月に供用が開始される予定の市役所1期庁舎での、ICT技術の活用による市民サービスの向上に、まずは期待するところです。
今回の研修視察では、長岡京市におけるさらなる民間との連携強化の必要性や、ワンストップサービスの実現へ向けた対応について学ぶことができ、有意義な研修となりました。
長岡京市議会や長岡京市政について、ご意見・ご質問がありましたら、”進藤ひろゆき”までお願いいたします。