活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

「長岡京市議会議員互助会研修会」に出席しました。

2016年2月7日 日曜日

2/5(金)に行われた「長岡京市議会議員互助会研修会」に出席しました。

今年は、長岡京市総務部危機管理監 防災・危機管理担当主幹の木本直樹氏を講師にお招きし、「地域防災力の向上の取り組みについて~勝竜寺自治会マイ防災マップ水害編~」をテーマとして研修が行われました。

今回の研修では、日本国内における自然災害による死者・行方不明者数の推移、諸外国との河川勾配の比較(諸外国に比べて急勾配なため土砂災害や洪水が多い)、小畑川・桂川の水位情報、などについての説明の後、小畑川以東地域における水害対策の必要性から設置された「長岡京市東部地区水害対策部会」の詳細について聴かせていただきました。

この「長岡京市東部地区水害対策部会」は、地元9自治会、4企業、行政機関が一体となって対策を講じて、実情に応じた避難のあり方や安全保護を検討するもので、これまでに6回の開催実績があり、議論を通じて見えてきた以下の3つの課題に対して勝竜寺自治会では、安全な自主避難に役立てるためのツールとして「勝竜寺区マイ防災マップ」を独自に作成されました。

 課題1.情報伝達がされていない
 課題2.大下津排水機場について
 課題3.逃げ遅れて浸水しているときの逃げ場がないことについて

勝竜寺区マイ防災マップ↓

阪神淡路大震災では、震災発生時に誰に助けられたかのアンケートに対して、「自力」が34.9%、「家族」が31.9%、友人・知人が28.1%と、約95%が自身の身近な方々から助けられており、「救助隊」によるものはわずか1.7%でした。

大災害発生時には、まず自分の身を守るのは自分であり(自助)、その次が周りの方々からの援助(共助)、そして、最後に行政からの援助(公助)となります。

発生の確率が高くなってきている南海・東南海地震に備えて、自治会組織に加入されていない方々は加入いただき、自治会未組織地域では自治会の結成をしていただき、早期に市内全域で自治会を柱とする自主防災組織を結成していく必要があると考えます。

今一度、ご自宅に配布されている「長岡京市防災マップ」を家族の皆さんでご覧いただき、地震や土砂災害、水害発生時の避難場所や連絡方法の再確認など話し合っておいて欲しいと思います。

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