活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2014年11月12日 水曜日
11/6(木)と7(金)に行われたPCM(パナソニックグループ労働組合連合会組織内議員団)の国内研修に参加しました。
■6日は、来年の統一地方選挙に挑戦する予定の現職と新人の方々の必勝祈願に、香川県の金刀比羅宮に参詣しました。
参詣後は、愛媛県東温市にあるパナソニック ヘルスケア(株)松山地区を訪問し、PCM会議と工場見学をさせていただきました。
■7日は、愛媛県松山市で「歩いて暮らせるまちづくり」と「松山駅周辺整備事業」について、研修させていただきました。
「歩いて暮らせるまちづくり」は、これまでの都市が拡大する時代から縮小する時代へ変化している中、都市機能の集約とコンパクトなまちを目指して、車中心から歩行者・自転車が中心の道路整備と公共交通を充実させて、歩いて暮らせるまちづくりを推進されています。
その基本的な考え方は「歩いて暮らせるまちづくり」推進要綱として、(1)生活の諸機能がコンパクトに集合した暮らしやすいまちづくり、(2)安全・快適で歩いて楽しいバリアフリーのまちづくり、(3)街中に誰もが住めるまちづくり、(4)住民との協働作業による永続性のあるまちづくりの4点にまとめられています。
この考え方の下、具体的には平成14~18年度を整備期間として、まずロープウェイ通り(延長500m・幅員12m)の車道を2車線から1車線化(一方通行化)して、歩道を2.5mから平均3.5mに拡幅してバリアフリー化し、電線類の地中化、アーケードの撤去、ファサード(沿道建物外壁面)の整備、歩道にレンガや石を敷いて車道はカラー化する舗装の高質化などを実施されています。
整備後のロープウェイ通り↓
整備後にはロープウェイ乗り場前の歩行者数が整備前に比較すると約3.5倍に増加し、路線価も12.6%上昇するなど、着実な整備効果が得られていました。
また、平成19年度には道後地区の道後温泉本館と道後温泉駅周辺での歩行者動線と自動車が錯綜していた課題を、道路整備より自動車の主動線を変更し歩行者の安全な回遊動線を実現されていました。今後もこの考え方に基づいて、花園町通りと二番町通りの整備を進めていく計画となっています。
長岡京市においても阪急長岡天神駅周辺の中心市街地整備の検討を現在進めていますが、おおいに参考となる研修でした。
「松山駅周辺整備事業」は、松山市の事業となる土地区画整理事業と、愛媛県の事業となる鉄道高架事業があります。
土地区画整理事業は、JR松山駅周辺の約16.7haを概算289億円かけて平成20~32年度を施行期間として整備する内容となっています。
工事は対象区域を4つに区分して4期に分かれ、現在は第1期区域の工事が平成26年1月に着手されたところです。今後、現在はJR松山駅から少し離れている路面電車の駅をJR松山駅の高架化にあわせて隣接させ、さらに西へ延伸させる計画となっています。
鉄道高架事業は、平成21年2月の都市計画事業認可から平成33年度までを事業期間として総事業費約345億円をかけて、車両基地と貨物駅の移設やJR松山駅周辺の高架化、行き違い線の整備、北伊予駅改良が行われます。
現在のJR松山駅↓
平成22年度から測量設計、用地買収、工事に着手され、平成25年度からは高架する一部区間で用地買収や建物補償に着手されています。
長岡京市においても阪急長岡天神駅の高架化について検討を進めており、おおいに参考となる研修でした。
また今回の研修で、それぞれの議員が所属する自治体の諸課題について意見交換をすることができました。研修で学んだことを今後の活動に活かしてまいります。
長岡京市政に関するご意見・ご質問は、「進藤ひろゆき」までお願いいたします。