活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2013年10月31日 木曜日
10/24(木)に行われた「連合京都議員フォーラム調査研修会」で、「けいはんなエコシティ」と「京エコハウス」に行ってきました。
「けいはんなエコシティ」では「次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト」について学ばせていただきました。
このプロジェクトは、ICT技術を活用したエネルギーの効率的利用により、家庭・業務・運輸などを対象に生活の質を犠牲にすることなくCO2総排出量削減、省エネ、ピークカットの推進、国内外への展開を目指して、(1)設備のスマート化、(2)マネジメントモデルの導入、(3)再生可能エネルギーの活用の3ステップにより、省エネと省CO2を推進する内容となっています。
具体的な取組として、家庭部門ではHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメントシステム)と大規模電力デマンドレスポンス、業務部門ではBEMS(ビル・エネルギー・マネジメントシステム)、運輸部門では電気自動車(EV)充電管理システムとV2X(ビークル・トゥ・エックス/EV蓄電池とEVリユース蓄電池を利活用する仕組みを構築し、工場施設の電力需要の平準化を目指すもの)があり、これらHEMS、BEMS、EV充電管理システムから送られてくる地域内の家庭、ピル、EVの消費電力やガス、太陽光発電などのエネルギーの需給状況を地域全体で把握し、地域内の最適なエネルギー使用計画を立案し、各EMSに対応を要請していくものとなっています。
詳細については、実証プロジェクトのポータルサイトをご覧ください↓
http://jscp.nepc.or.jp/keihanna/index.shtml
次に、「京エコハウス」は京都力結集エコ住宅として、京都の伝統産業から先端産業までの知恵と技術を結集させたもので、京田辺市同志社山手に建設されているもので、人工エネルギーの消費を極力抑える工夫を盛り込み、再生可能エネルギーの活用とともに、先端技術を活用した効率的なエネルギー利用実現へ向けた実証実験が行われています。
具体的な取組として、電力消費のパターンから生活者の生活行動を分析し、状況に合わせた優先度を学習することで、生活の質を下げることなく賢い電力マネジメントを実現するために行われている「オンデマンド型電力制御システム」の実証実験や、全ての電気機器ごとに高精度電力計測・信号処理・通信機器を備えた「スマートタップ」を設置することで高度な省エネルギー制御などを行うシステムの開発・実証実験などが行われていました。
詳細については、京エコハウスのポータルサイトをご覧ください↓
http://kyo-ecohouse.jp
私の「未来を築く6つの政策・新たな12の約束」で提案している「スマートタウン長岡京」の実現に向けて参考となった研修でした。