活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

”救急シミュレーション訓練”に出席しました。

2010年7月5日 月曜日

6/29(火)の乙訓消防組合議会平成22年第2回定例会後に、乙訓消防組合消防本部にて行われた”救急シミュレーション訓練”に出席しました。

今回の訓練は、70歳の男性が食事中にものを喉につまらせて卒倒して呼吸がない状況を想定し、CPA(cardiac pulmonary arrest/心肺停止)シミュレーションとして、1回目(写真左)は救急隊員3名による心肺停止傷病者への救命処置、2回目(写真右)はPA出場(救急隊員3名・消防隊員3名の同時出場)による心肺停止傷病者への救命処置を行う内容でした。

  

救急隊員3名の訓練とPA出場による訓練の様子↑

やはり、通報時点で救急隊員のみでは活動が困難と予測される場合(片側2車線以上の道路での交通事故現場で救急活動の支援および二次的災害の発生を防止するためなど)にとられている2回目のPA出場による救命処置の方が、現場到着から心肺停止傷病者を運び出すまでの時間が大幅に短くなっていました。

平成3年4月に指示医師の指示の下、救急救命士が特定行為(除細動・静脈路確保のための輸液・器具を用いた気道確保)に限り実施できる救急救命士制度が創設されました。

現在では、平成16年7月に気管挿管認定救急救命士、平成18年4月に薬剤投与認定救急救命士の資格も追加され、救急救命士の処置範囲の拡大がなされています。

このような訓練を間近に拝見させていただき、大変心強く感じました。
訓練に参加された皆さま、お疲れさまでした。

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