活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

会派で研修視察に行ってきました。

2009年2月2日 月曜日

1/26(月)と27(火)に会派(民主フォーラム)の4人で、東京都武蔵野市と東京都八王子市へコミュニティ施策を中心に研修視察へ行ってきました。

■1/26(月) 東京都武蔵野市

・「コミュニティ施策」について

武蔵野市では戦後の昭和22年にGHQポツダム政令15号によって町内会制度が廃止されてから、市内に町内会・自治会が組織されていません。その代わりにコミュニティを「新しいふるさと武蔵野市の基礎単位」とする「武蔵野市コミュニティ構想」が昭和46年に第1期武蔵野市長期計画の中で提起されました。

武蔵野市での研修↑

そして具体的な推進方策やコミュニティ施設整備を市民参加で協議する”第1期武蔵野市コミュニティ市民委員会”が昭和48年から50年まで開催され、昭和49年には「武蔵野市コミュニティ施設整備の基本方針」が市に提出されて施設整備が進められ、現在では、コミュニティセンター19館と北ホールの計20館体制となっています。

コミュニティセンターの管理運営を委託することができるコミュニティ協議会については、現在16協議会があり、平成14年に施行されたコミュニティ条例で規定され、平成17年にはコミュニティ条例を改正して指定管理者制度の導入も行っています。

この”コミュニティ市民委員会”は現在第6期目が開催され、これからのコミュニティのあり方について検討が行われているところです。
武蔵野市のコミュニティづくりは、コミュニティセンターを核にした住民による「自主参加、自主企画、自主運営」の自主三原則により行われており、町内会・自治会が組織されていない特殊性はありますが、おおいに参考となるものでした。

■1/27(火) 東京都八王子市

・「コミュニティ施策」について
  地域参加支援デスクの設置(啓発事業の実施)について
  地縁型(町内会)とテーマ型(NPO)の連携について

八王子市では、市の基本構想・基本計画である「八王子ゆめおりプラン」において、その都市像のひとつに「新しい時代にふさわしい創意にみちた協働のまち」を掲げ、市民との協働によるまちづくりを目指しています。
そこで、団塊世代をはじめとした今後定年退職を迎える方々(アクティブシニア)が持つ力を地域づくりに活かしていくための各種施策を推進しています。

八王子市での研修↑

推進している施策としては、団塊世代などの方々の地域参加を支援するワンストップ窓口としての「団塊世代等地域参加支援デスク」の設置(平成19年1月)、団塊・シニア世代向け啓発事業(お父さんお帰りなさいパーティー、八王子地域デービュー講座、セカンドライフ講座、セカンドライフ特別後援会、地域活動体験講座、など)や、地域活動の担い手づくりとしての人材育成事業などです。

アクティブシニアの皆さんが持っておられる豊富な知識や経験を、地域活動の中に活かしていただけるような施策の展開が長岡京市にも求められるところです。

今回の研修視察でコミュニティ施策について両市から学んだことを、ひとつずつ長岡京市政に活かしてまいります。市政に関してなんでも結構ですので「進藤ひろゆき」へのご意見をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

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