活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

総務産業常任委員会の視察に行ってきました。

2008年5月26日 月曜日

5/13(火)と14(水)に総務産業常任委員会の行政視察で、広島県の三原市と尾道市へ行ってきました。

■5/13(火) 広島県三原市

~市民協働のまちづくりについて

三原市では、平成17年3月に1市3町の合併により新三原市が誕生し、長期総合計画基本構想の主要な構想の1番目に「住民協働都市構想」を掲げ、同基本計画で「三原市市民協働のまちづくり指針(仮称)」の策定を掲載し、公募委員・住民組織・市民活動団体・各種団体からの委員による「市民協働のまちづくり指針策定懇話会」を立ち上げました。

そして7回にわたる懇話会と5回にわたる作業部会を開催して指針の最終案が市長に提言され、庁議を経て三原市の指針として、「海・山・空 夢ひらく市民協働のまちづくり~三原市市民協働のまちづくり指針~」が平成20年2月に策定されました。

この指針の特徴的なことは、「”市民協働”とは、行政と市民だけではなく市民活動団体や住民自治組織・各種団体・企業など三原市を構成する多様な主体が対等な立場で、”相互の責任と役割分担”のもとに取り組みむこと」をその定義としていることです。

まだ、この指針は策定された段階であり、今後は指針の方向性に沿った推進方策の具体化が今後の課題ですが、今年度は年次計画としての「三原市市民協働のまちづくり推進計画(仮称)」を策定される予定です。

長岡京市においても、今年度から”市民参画と協働によるまちづくり”を推進していくために企画部内に市民参画協働政策監がおかれたところです。

市民協働のまちづくりをすすめていくために参考となる視察でした。

■5/14(水) 広島県尾道市

~防災行政について

尾道市では、市町村合併により瀬戸内海に位置する島々も尾道市となり市域が拡大したため、災害発生時の情報を市民へ確実に伝えられるように複数の伝達方法を採用されていました。

具体的には、尾道市防災センターからFM尾道への緊急割り込み放送や、FM放送が届かない瀬戸内海の島々へは同報無線を使って情報提供を行っています。また、近隣の4市2町で防災連絡協議会を結成し、災害情報の共有化と災害発生時の共助体制の構築を図られていました。

長岡京市では、避難勧告などを伝える「防災用サイレン」が市内全域で聞こえるように6カ所で設置されていますが、窓を閉め切っていた場合には聞こえない可能性もあり、尾道市のような複数の伝達方法の構築をすすめていかなければならないと考えます。

「進藤ひろゆき」は、今回の視察で学んだことを、長岡京市政に活かせるよう、がんばってまいります。

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