活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

広域・行財政対策特別委員会の視察に行ってきました。

2007年6月6日 水曜日

5/23(水)と24(木)に、広域・行財政対策特別委員会の行政視察で、岡山都の総社市と倉敷市へ行ってきました。

■5/23(水) 岡山県総社市

~市町村合併について

総社市は、平成17年3月22日に旧総社市と山手村・清音村の1市2村で新設合併を行いました。この地域では「岡山県総社市外二箇村中学校組合」やゴミ処理を行う「総社広域環境施設組合」などの一部事務組合での広域行政が行われている経過もあり、山手村・清音村で平成15年に行われた合併に関するアンケートでは「合併が必要」という意見が大半を占め、望ましい合併地域としては総社市・山手村・清音村の1市2村を挙げる意見が大多数でした。

しかし、合併後在任特例を適用して43人の定数となった市議会に対しては、市民から行政改革の流れに逆行するとの批判が起こり、議会解散を問う住民投票が8月に行われ、解散賛成が圧倒的多数を占めてリコールが成立したことは、記憶に新しいところです。そして、10月に市議会議員選挙が行われ、市議会として新しく24人の体制となりました。

地域のことは地域で考え決めていくためにも、最適な自治体規模を目指す市町村合併は必要なことだと考えます。私たち乙訓地域での合併については、この広域・行財政対策特別委員会において、市民の皆さんとともに考えていくための”情報共有”を求めてまいりました。

そして、現在乙訓2市1町で行われている全ての事業について、それぞれの現状の比較調査を行っているところですが、その結果については2市1町の住民に広報されることとなりました。これからも「進藤ひろゆき」は、市政に関する全ての “情報共有” を訴えてまいります。

■5/24(木) 岡山県倉敷市

~「ひと、輝くまち 倉敷。」市民企画提案事業について

倉敷市では、平成17年度から、地域の課題を解決することを目的に、自発的かつ自立的に行う活動のうち、市と協働することでより効果的な取り組みになる事業を市民団体から公募する、”「ひと、輝くまち 倉敷。」市民企画提案事業” を始めました。

現在応募できる団体は、活動拠点が市内にあり、市内在住・在学・在勤者が5人以上いるなどの要件を満たした市民団体で、個人での提案は対象外としています。

応募できる提案分野は、特定非営利活動促進法第2条別表のいずれかに該当するもので、保険・医療または福祉の増進を図る活動、社会教育の推進を図る活動、まちづくりの推進を図る活動、学術・文化・芸術またはスポーツの振興を図る活動、環境の保全を図る活動など17分野があげられています。

平成19年度からは従来からの「市民提案部門」に加えて、「行政課題解決部門」が設定されました。この「行政課題解決部門」は、市が市民団体との協働により早急に解決すべきと考えている行政課題に対して、提案を募集するものです。平成19年度は、「行政課題解決部門」として、”身近な水辺の生き物調査事業”・”里地・里山の景観保全事業”・
“市民団体の運営力アップ事業”の3事業について募集がありました。

応募された提案は市民企画提案事業審議会で審査され、採択された事業は平成17年度で15事業、平成18年度で13事業(うち1事業は年度途中で中止)、平成19年度は市民提案部門で13事業・行政課題解決部門で1事業でした。

そして採択された事業には、上限60万円/1団体の補助金が出され、平成19年度からは採択された継続提案については、2年目は上限40万円/1団体、3年目は上限20万円/1団体の補助金が出されることとなっています。市民との協働により、市政に関する課題を解決する取り組みとして興味あるものでした。

「進藤ひろゆき」は、これら今回の視察で学んだことを、活かせるところは長岡京市政に活かせるよう、がんばってまいります。

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