活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

広域・行財政対策特別委員会の視察に行ってきました。

2006年8月15日 火曜日

7/27(木)と28(金)に広域・行財政対策特別委員会の行政視察で、東京都の府中市と武蔵野市へ行ってきました。

■7/27(木) 東京都府中市

~PFIについて(市民会館・中央図書館複合施設整備事業)

府中市では、平成19年12月に開館予定の市民会館と中央図書館の複合施設を整備する手法として、市が直接実施するよりも、事業期間中の市の財政負担が約7%削減されると見込まれた(※)PFI方式を導入されました。実際は、想定していた価格より低い金額での入札結果から、市の財政負担削減率は約20.2%となっています。

長岡京市においては公共施設マネジメント研究会を立ち上げて、公共施設の更新についての今後の方針や戦略を検討していますが、これから個々の施設について、PFI方式などの導入について具体的な検討を進めていかなければなりません。

(※)PFI(Private Finance Initiative):公共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金、経営能力および技術的能力を活用することにより、地方公共団体などが直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを提供できる事業について実施する手法で、地方公共団体などの事業コストの削減や、より質の高い公共サービスの提供を目指すもの。

■7/28(金) 東京都武蔵野市

~住民主体の公共サービスの提供について(こどもテンミリオンハウスあおば)

武蔵野市のテンミリオンハウス事業は、地域の実情に応じた市民などの「共助」の取組に対して、年間1000万円(テンミリオン)を上限として、市が運営の費用補助・支援を行う事業で、「こどもテンミリオンハウスあおば」は、市民の方から子育て支援の施設として住居を提供したいとの申し出から、高齢者の公的介護が中心であったテンミリオンハウス事業を子育て支援に活用したものです。

武蔵野市は全国に先駆けて、昭和46年に「コミュニティ構想」が策定された自治体であり、市民協働の事業として、このテンミリオンハウスの他にもバスやタクシーなどの公共交通機関の利用が困難な高齢者や障害者の外出を支援するための移送サービス(レモンキャブ)事業などにも取り組まれており、「市民力」を活用されています。

これら今回の視察で学んだことを、長岡京市政に活かせるよう、がんばってまいります。

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