活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2004年12月21日 火曜日
12/17(金)の最終日にて第4回議会定例会が閉会しました。
今議会の最終日で、昨年設置された水道事業懇談会の10月に提出された提言の内容をベースにして、水道料金を来年の4月1日から平均15.3%値上げする「第91号議案 長岡京市水道給水条例の一部改正について」の賛成討論を行いました。
※賛成討論の全文は「議会報告」のページに掲載
今回の水道料金値上げは、現状の料金体系での平成21年度末の20億円を超える累積欠損金(赤字の累積)の解消と、現水道設備の改善や災害対策のための緊急用貯水槽の設置や給水車の購入資金、また、現時点では対応できていないクリプトスポリジウム(病原性微生物)に起因する水系感染症に対する浄水処理施設の整備へ向けた資金確保のためでもあることなどから私は賛成しました。
公営企業である水道事業は独立採算(使用料金で経費を100%まかなう必要がある)であることや、受益者負担の原則(益を受ける人が応分の負担をしなければならない)、及び現在の地下水原水の水質状況などを考えると、地下水を飲み続けていきたいからという理由だけで値上げに反対することは、後世に負担を先送りするだけで、私は許されないことだと考えます。
しかしながら、昨年の水道アンケートで「料金が多少高くなっても地下水を優先してほしい」、「料金は高くなっても地下水を最大限使ってほしい」という回答をされた市民の方々の願いを実現できる施策として、水道事業懇談会の提言にもあった「観光や公園事業などの担当部局との連携で、地下水を活用して、まちのイメージアップにつながる事業」については財政収支上実現できる範囲での検討を要望しました。
また、地下水原水の水質状況や水道事業の財政状況、そして今回の水道料金改定の必要性・重要性についてなどを、「広報ながおかきょう」や「長岡京水だより」「市ホームページ」など各種媒体をフルに活用し料金改定実施前に、市民の皆さんにわかりやすく周知徹底されることを求めました。
この水道料金改定の議案を含め、12月議会に関してのご質問・ご意見などありましたら、進藤ひろゆきまでお願いいたします。