活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2004年5月27日 木曜日
総務産業常任委員会の行政視察で千葉県市川市と東京都多摩市へ行ってきました。
■5/19(水) 千葉県市川市 ~「職員採用試験」
市川市では真の実力を持った優秀な人材をより幅広い選択肢の中から発掘していくために、平成15年度の職員採用試験において、従来は大学卒28歳までとしていた学歴・年齢条件を全国で初めて撤廃しました。平成15年度の応募者数は5,350名(例年の4倍)となり、第一次から第三次までの試験を経て、各種キャリア経験を持った方と新卒者の計39名の方が合格されました。キャリア経験者はそれまでのキャリアをすぐに活かせる職場へ配置されています。
この他にも、市川市では平成11年度から組織再編、スタッフ制導入、課長補佐廃止、勤務評定の全面改正、管理職試験の導入など、人事給与制度の改革が進められています。
■5/20(木) 東京都多摩市 ~「行財政改革白書」
多摩市の「行財政改革白書」は、
「市の厳しい行財政情報を市民と共有化し、施策の方向性についての市民の議論を深めるための材料」「これまでの制度や施策を聖域なく見直し、時代のニーズに対応した柔軟で効率よいシステムを構築する処方箋作成のための診断書」として、平成15年7月に作成されたものです。
そしてこの白書作成後には「多摩市行財政診断市民委員会」が設置、さらにこの委員会の報告書をもとに、平成16年2月には「多摩市行財政再構築プラン」が策定され、“誰もが夢を持ち、互いに支えあうまち・多摩”を目指して各施策に取り組まれています。
今回の視察で学んだことを、長岡京市政にも有効に活かせるよう、がんばってまいります。