日記帳
日記帳としての投稿はFacebookに移行しました。(2017年9月~)
2004年5月6日 木曜日
今国会で審議されている「年金改革関連法案」が成立した場合、厚生年金のモデル世帯給付水準については、小泉首相や坂口厚生労働大臣は国会答弁などで「現役世代の年収の50%確保」を強調しています。
しかしこの政府案では、50%給付は最初だけで、例えば平成23年以降に年金を受け取る現在46歳以下の世代では、受け取る翌年にはすでに50%を割るという試算結果が厚生労働省のデータにより明らかになったことが、先日の朝日新聞に掲載されていました。
一方、現在65歳以上の人の年金水準は平成16年は59.3%ですが、12年後には40%台に落ち込む結果となっています。
この試算結果を見ますと、今国会に提出されている「年金改革関連法案」は年金制度の抜本的改革を先送りし、給付減・負担増だけの“改悪”以外の何ものでもないと私は思います。
7月に行われる予定の参議院議員選挙には、自民党・公明党の政府与党による年金改悪に「No!」の意思表示をするためにも必ず投票に行きましょう!
2004年4月29日 木曜日
東京都豊島区では、駅周辺の放置自転車対策として鉄道会社に課税する「放置自転車対策推進税(*法定外税)」の条例案が、昨年12月の豊島区議会で可決され、現在総務省で同意するかどうかの検討が進められています。
放置自転車が多い自治体のワースト30(2001年・内閣府調査)は、政令指定都市と東京23区とで80%を占める結果で、地価が高い都心部では駐輪場の確保が難しく大都市共通の課題となっています。
この「放置自転車対策推進税」は、駐輪場を設置した場合には減免されますが、駅の乗車人数をもとに1000人当たり740円を鉄道会社に課税し、年2.1億円の税収を見込んでいますが、豊島区では放置自転車対策としての撤去費用などに年10億円もの税金が使われています。
総務省では、課税される側の鉄道会社と課税する側の豊島区との公開ヒアリングを設定しましたが、放置自転車対策推進税の違法性有無などで両者の主張は依然対立している状況です。どのような判断がなされるか注目されるところです。
(*)法定外税とは :住民税などのように種目とその課税対象や税率が地方税法で定められている税とは別に、地方公共団体が独自に条例で定める税のことで、使途に限定がない一般財源である「法定外普通税」と、使途が限定されている「法定外目的税」に区分される。ただし法定外税の新設に対しては、総務省の同意が必要。
2004年4月23日 金曜日
勝竜寺城公園の「きりしまつつじ」を写真に撮ってきましたのでご覧ください。
4/12(月)にアップしました桜の写真のうち、私の娘が撮った写真は・・・「長法寺」の桜でした。ちなみに妻はすぐに分かったようです。どこで分かったのか不思議です!?
2004年4月12日 月曜日
先週、子どもと一緒に市内の数カ所で桜の写真を撮ってきましたのでご覧ください。(この中の1枚は子どもが撮ったものなのですが、さて皆さん、どれだか分かりますでしょうか?!・・・)
↑ 光明寺(写真左)、長法寺(写真右)
↑ 楊谷寺(写真左)、長岡天満宮(写真右)
↑ 勝竜寺城公園(写真左)、第九小学校(写真右)
↑ 神足焼町(松下電器)
2004年4月8日 木曜日
長岡京市内で今、桜が満開です。
光明寺、長法寺、勝竜寺城公園と神足焼町で写真を撮ってきましたのでご覧ください。
↑光明寺、長法寺
↑勝竜寺城公園、神足焼町(松下電器)
今日(4/8)の雨でかなり散ってしまったのではと心配ですが、皆様はもう花見に行かれましたでしょうか?
2004年4月5日 月曜日
今年度の長岡京市の予算には、“事業を実施し、市民ニーズを把握している各部局のマネジメントのもとで、真に必要な施策の選択を行い、限られた財源の効率的・重点的配分に徹するため”、一定の予算額を各部局に配分する「部局枠配分方式(枠予算制度)」という新しい制度が導入されました(3月議会の一般質問で、このことについても質問していますので詳しくは議会報告のページをご覧ください)。
この制度により、各部局長のマネジメントにより「事業の廃止・縮小・統合・再編」など、従来の方式では成し得なかった効果が得られましたが、私はこれからの行財政運営は、さらなる行財政改革の実行と、今までのような一律の削減による「減量経営」から、客観的でオープンな判断基準によって公がすべき仕事と民にまかせるべき仕事を区分して事務事業を選別する【政策経営】への転換が必要だと考えています。
新年度を迎え、気分新たにこれからもがんばってまいります。
進藤裕之までご意見・ご質問などお寄せください。お待ちしています。
2004年3月26日 金曜日
第九小学校の卒業証書授与式に出席し、壇上で「夢のタマゴ」を発表された卒業生を見ていて、「自分のあの頃はどうだったかなぁ」と記憶をたどっていました(もう28年前のことです)。
小学校6年生の頃は、宇宙(と言うのか天文学?物理学?)のことがとても不思議で、「どうしてこの宇宙はあるのだろうか?」という疑問を研究できる天文学者か物理学者(その当時は物理学という言葉も知らなかったですが)になりたかったことを思い出しました。
私のその夢は今は実現していませんが、人間は“夢”を持って、その“夢”の実現へ努力することで、頑張れるのかなと思います。子どもたちに「夢を持とう!」と言えるためにも、私たち親や大人が「夢を持ち」続けていきたいものです。
2004年3月18日 木曜日
最近家族で、2日続けて違うボウリング場でボウリングをする機会がありました。
その時のスコアは1ゲームの平均で40ピンもの差(ちなみに2日目の方が上でした)がありました。
2日目のボウリング場では、このレーンのコンディションは「かくかくしかじか」との説明書があったのですが、このスコア差は1日目のボウリング場とのレーン・コンディションの差なのでしょうか?
一般的にボウリング場のレーン・コンディションは、どのように決められ管理されているのか、もしご存知の方がおられましたらお教えくださいませんでしょうか?
2004年3月11日 木曜日
東京医科歯科大学大学院の藤田紘一郎教授が、最近の日本人の「超清潔志向」について書かれた本を読みました。
藤田教授は、私たちの身のまわりにあり私たちを守っている「皮膚常在菌」や「腸内細菌」などの「共生菌」を最近の清潔志向により排除していることが、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こしただけでなく、新しい感染症や病原性大腸菌O-157を生み、薬剤耐性の病院内感染菌の発生を促したと考えておられます。
講談社文庫に、「笑うカイチュウ」「空飛ぶ寄生虫」「体にいい寄生虫」「サナダから愛をこめて」「踊る腹のムシ」などの著書がありますので、ご一読をお勧めします。
2004年3月4日 木曜日
3/3(水)に京都府丹波町内の別の養鶏場からも(高病原性)鳥インフルエンザの陽性反応事例がでましたが、以下の理由などから、飼育している鳥を野山に放したりしないよう、冷静な対応が必要です。
1.鶏肉や卵は75°C以上で加熱(焼く・煮る・揚げるなど)すればウイルスは死滅するので問題ないこと
2.鶏肉や卵を食べてヒトが感染したケースは世界に一例もないこと
3.鳥と濃厚に接する機会が多い場合に感染した鳥のふんなどからヒトに感染する可能性はあるが、鳥に触れても、よく手洗いやうがいをすればまずヒトへの感染は心配ないこと
鳥インフルエンザに対する過度な不安を解消するためにも、皆さまも積極的に正確な情報収集をされますようお願いします。
京都府のホームページ(おこしやす京都)
鳥インフルエンザに対する取り組み
http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/
国立感染症研究所感染症情報センター
鳥インフルエンザについて
http://idsc.nih.go.jp/others/topics/flu/toriinf.html