日記帳
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2008年5月17日 土曜日
長岡京市の平成20年度一般会計予算の総額を、市民1人当たりに換算すると約28万円となります。
この金額を「長岡京家」の1カ月の生活費と考えて、家族構成を「夫:会社員、妻:パート、長男:大学生(独り暮らし)、長女:高校生」として、家計簿をつけた場合以下のようになります。
■入ってくるお金 283,257円
給料 (市税・財産収入など) 168,336円
手当 (交付税・交付金、国・府支出金など) 72,905円
パート収入 (分担金・負担金、使用料・手数料など) 8,227円
貯金引き出し(繰入金) 17,386円
借金 (市債) 16,403円
■出ていくお金 283,257円
食費 (人件費) 69,565円
医療費・保育料 (扶助費) 45,571円
光熱費、衣類費など (物件費) 33,075円
塾の月謝・保険料など (補助費など) 47,287円
家具などの修理費 (維持補修費) 1,426円
家のリフォームなど (投資的経費) 19,812円
住宅・車などのローン返済(公債費) 28,568円
長男への仕送り (繰出金) 29,146円
貯金 (積立金・貸付金・予備費) 8,807円
長岡京家では、給料・手当・パート収入をあわせて約25万円の収入に対して、支出の合計が約28万円のため、不足する額を貯金の引き出しと借金でやりくりしています。
市の財政状況は、基幹収入である市税が、団塊の世代の方々の退職や住宅ローン減税の影響に加え、企業収益が見込みにくい状況にあり、全体として減収となっています。
一方では、高齢化の進展による社会福祉費の増加、学校施設の耐震化や公共施設の老朽化への対応、都市基盤整備など計画的に取り組まなければならない課題も多くかかえています。
「入」の確保と「出」の抑制を実行し、事業仕分けなどにより「公がすべき仕事と民にまかせるべき仕事をきっちりと区分」し、「民間にまかせられるものは民間にまかせていき」、早急に【歳入に見合った歳出構造】を実現していかなければならないと私は考えます。
今年度予算の詳細について、ご質問などがありましたら「進藤ひろゆき」までお願いいたします。