日記帳
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2005年9月20日 火曜日
衆議院選挙の投票率は、全国平均で小選挙区では67.51%(前回59.86%)、比例代表では67.46%(前回59.81%)という結果で、3人に2人の人が投票に行かれたことになります。
自民・公明両党で327議席という選挙結果は、小泉首相の選挙戦略がうまくいったということですが、郵政民営化だけでなく、これからの日本の数年間を決定する権限を自民・公明両党にまかせていくことを、国民が選んだということであり、厳粛に受け止めなければならないと考えます。
衆議院選挙直後に小泉さんはすでに「誰が考えても歳出削減だけで財政再建は無理であり、消費税のみならず、所得税・法人税・資産税を総合的に勘案して行くべき問題で、十分な議論をしていかなければならない」と述べていました。
しかし、”十分な議論する”といっておきながら、年金改悪の時のように「十分議論した」と言い切って、強行採決をしてしまうやり方を見ていると、税金のムダ使いに対する改革はそっちのけで大増税へ向けた小泉さんのこの発言に不安を覚えるところです。
民主党では岡田代表が辞任し、京都2区選出の前原衆議院議員が新代表につかれました。ぜひ本当の改革を目指して次期選挙での政権交代を目指した、若い感性での民主党の建て直しを期待するところです。