日記帳
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2002年10月5日 土曜日
9/7(土)にインテックス大阪で行われていた「2002NEW環境展」に家族で行ってきました。これは昨年までの「廃棄物処理展(WADEX)」が改称されたものです。
会場では、“ごみゼロ・循環型社会とよりよい環境をめざして”をテーマに、家庭用・業務用生ごみ処理機やゴムとワイヤーとに完全分離する廃タイヤ処理ライン、発泡スチロールを大幅に減容する溶剤、廃プラスチックごみの圧縮減容梱包機など、興味ある展示が数多くされていました。
そういえば、乙訓2市1町で構成される乙訓環境衛生組合で処理した平成13年度のごみ総量は、7年ぶりに前年度比で減少しました。粗大ごみの無料回収廃止や家電リサイクル法の施行などが、今回のごみ減量の背景にあると、環境衛生組合はみています。
乙訓環境衛生組合のホームページはこちらです。↓
http://www.www.cleanplaza-otokuni.jp/
また、山口県徳山市の帝人ファイバー徳山事業所では、今年の4月に世界で初めて、ペットボトルをペットボトルに再生する技術を開発しました。現在は、回収されたペットボトルは繊維に再生されていますが、平成15年7月からのペットボトルへの再生が本格的にスタートすれば、全国で回収されるペットボトルの40%近い年間6万トンを再生する計画になっています。しかも、石油原料から新品を作る場合と比較して、同じ価格で提供でき、二酸化炭素の排出量は約20%減、エネルギー消費は約30%減になるといわれています。
日本容器包装リサイクル協会が公表している各自治体、各事務組合の回収ペットボトルの品質評価(http://www.jcpra.or.jp/municipal/index.html)では、乙訓環境組合は平成11・12年度では4段階評価のBでしたが、平成13年度はAとなっています。しかしながら、不適格なものも数%混じっているため、それらを手作業で選別しているのが実態です。リサイクル意識を高め、飲み残しや、タバコの吸殻を入れたままのペットボトルを分別収集に出すのはやめたいものです。