日記帳
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2001年10月16日 火曜日
9月21日の日記帳に「ゴミ処理費用は住民税額の約30%に相当しています」と書きましたが、個人住民税(市民税+都道府県民税)額がどう計算されているかみなさんご存知でしょうか?
市民税、都道府県民税ともに一律同額の「均等割額」と所得に応じて税率が変わる「所得割額」とに分けられ、よく法人市民税が高い市町村(その市町村にある企業が高い収益を上げている場合)では個人住民税が安くなると誤解されている方が多いようですが、どこの市町村に住んでも市民税の均等割額を除いて「税額は同じ」になります。ただ市民税の「均等割額」のみがその市町村の人口に応じ変化しますが、年間で最大1,000円の差が発生するにとどまります。
市民のみなさんが一生懸命働いて納められた貴重な税金を、「必要なところへ有効に」使っていけるよう、「市民の目線と働く者の視点」で長岡京市の財政運営を議会でチェックしていきたいと考えています。
■■■ くわしくは下記をご覧下さい(投稿日現在のデータ) ■■■
個人住民税額の計算式(均等割額+所得割額)
1)均等割額
市民税:2,500円(人口5万人以上50万人未満の市)*長岡京市の場合
3,000円(人口50万人以上の市と東京23区)
2,000円(人口5万人未満の市町村)
都道府県民税:1,000円(一律)
2)所得割額
市民税所得割額 =(1)×(2)-(3)
都道府県民税所得割額 =(4)×(5)-(6)
所得割額=課税総所得金額(前年所得金額-所得控除額)×税率-速算控除額
(1,000円未満切り捨て)
<市民税>
課税総所得金額(1) 税率(2) 速算控除額(3)
200万円以下 3% 0円
700万円以下 8% 10万円
700万円超 10% 24万円
<都道府県民税>
課税総所得金額(4) 税率(5) 速算控除額(6)
700万円以下 2% 0円
700万円超 3% 7万円
■その他参考ページ http://www.mha.go.jp/czaisei/czais.html